○10月27日(土)

 台風が接近する中、喜多見隊長に連れられて某工業大学で開催された、公開講座に出席してきました。大学に授業を聴きに行くというのは久しぶり。しかも、何を血迷ったか理系の講義! 教授はわかりやすく解説してくださいましたが、数式が出た途端に私の頭はショート。そして質疑応答では、専門用語が飛び交ってました(笑)。とは言え、内容はとても面白く大満足。

 上写真は、「雨ってどんな形?」を、簡単な装置を使って実験したもの。ご覧の通り、平べったい形で、葉っぱから落ちる滴のような形では無いことが解ります。

○10月26日(金)

 撮っているようで意外と撮っていない身近な列車・・・というわけで、E257系中央ライナーを撮影。
 そのうち列車ガイド用に使えると思っているのですが、なかなか更新に手が回りませぬ・・・。

○10月20日(土)

 日本の旅・鉄道見聞録で掲載していますが、神奈川県海老名市で開かれた小田急電鉄ファミリー鉄道展2007へ喜多見隊長と行ってまいりました。3000形の屋外公開、60000形お披露目など、色々と魅力あるイベントでした。鉄道車両ももちろん良かったのですが・・・。

 今回、意外と撮影できて収穫だったと思ったのが、神奈川中央交通の木炭バス。

 背部はこのような姿になっております。どうです、なかなか昭和レトロな感じでしょう〜(笑)。

○10月19日(金)

 諸般の事情により平日に休むことになったため14日にオープンしたばかりの、鉄道博物館へ早速行ってきました。
 もちろん人は多かったですが、さすがに平日ですので混みまくりというほどではなく、1両ごとの形式写真も意外と難なく撮影できました。というわけで、鉄道博物館を徹底特集したページを製作中ですので、ぜひともお待ちください。

*いつもここを読んでくださっている方へ、壁紙プレゼント!
 上の写真について・・・1280×1024   1280×960   1024×768  (各部分をクリックしてください)

 何と言っても485系と455系が並んでいる上野駅を再現した部分は凄い。ホーム上で駅弁を売っていて、しかも車内で飲食出来ます。車内に乗って、互いの車両を見ている限りは、まさに上野駅そのもの。

 今回、鉄道博物館に行くのがメインで休みを取ったわけではないので、ホームページ用に写真をひたすら撮ることを優先し、まだまだ展示物をじっくりと見ていないため、また近いうちに訪問してみたいものです。博物館のボリューム、再現された各時代の情景はとにかく圧巻。既に色々な本で鉄道博物館が取り上げられているので、行っても感動が薄いのでは・・・?と心配していましたが、やはり自分の目で見ると・・・驚きます。これを契機に鉄道に限らず、企業による本格的な産業博物館が誕生していくことを期待しています。

○10月15日(月)

 見ているだけでヨダレが・・・。
 と、いきなりの画像ですが、久しぶりに著作権フリーの写真が入ったCDを買ってみました。


 面白いことに、こんな画像まで入っているんですね。意外と、この写真をしっかりと見たのはこれが初めてだったりします。

 非常に美しく特徴的な御姿の土星。

 それから最近は、ヨーロッパの世界遺産ばかりを集めた著作権フリーのCDまであるんですね。ヨーロッパ史に使う写真があまりにも手薄だったので、即決で購入してしまいました。写真はフィレンツェの街並み。

○10月14日(日)パートU

 大宮駅、品川駅に続くエキナカ大型店舗第3弾、エキュート立川が先日オープンしたので、ちょいと見て来ました。最初の大宮駅はさすがにやりすぎたと見たか、ごらんの様にホームへの階段周辺は広々とした空間となっており、人の流れを阻害しないよう工夫されているのが特徴です。その分、大宮駅のようなホームから直接デパ地下に迷い込むような、不思議な感覚は少し味わえませんが・・・。

 改札内店舗の様子。この奥に向かってまだ色々な店舗があり、前述の通り駅機能としての通路と店舗用の通路は分離されているのが印象的。東海道線の大船駅のエキナカでも見られた方式ですね。

 また、あまり改札内に店舗を並べまくるのではなく、立川駅の場合は新たに改札を設置した上で、「改札の外」にこのように色々な店舗を並べています(JR西日本の岡山駅のようですね)。改札と直結することで、帰りがけに少し買い物・・・というエキナカの最大の魅力を減らさないよう工夫されています。ちなみに、3階、4階もあって保育園や複合クリニックが入居しています。

 駅にある保育園というのは仕事の行き、帰りに非常に便利。今後も是非普及して欲しい機能です。

○10月14日(日)

 本日は鉄道の日であり、JR東日本の鉄道博物館オープンの日でもありますが、もう一つ、小田急電鉄がWEB上に小田急バ−チャル鉄道博物館 http://www.odakyu.jp/museum/ をオープンさせました。これまでも鉄道各社では、車両紹介や各種資料を簡単に掲載している例は多かったのですが、この小田急は発足から現在までの車両の写真や臨時列車など、様々な資料を一気に展示し、さらにCGで往年の名車たちを再現し、現在の路線上を走ったら・・・と合成したムービーまで流すなど、その力の入れようは素晴らしいもの。

 日本全国、どこからでもアクセスできるのも魅力的で、こういう博物館の形態は、鉄道に限らず、良い参考例になりそうですね。
 小田急はまた、実物も多数保有しており、定期的に展示してくれるのも有難いんですよね〜。

○10月13日(土)

 伯父、伯母、祖母と共に東京都府中市の府中郷土の森にあるプラネタリウムへ行くことに。宮沢賢治の銀河鉄道の夜を元にした映像作品が公開中とのことだったのですが、正午に訪れたところ、15時30分から放映とのことで時間があったため、久しぶりに近くにある交通遊園で都電6000形やD51、EB101などの保存車両を撮影。
 なお、プラネタリウムと公開中の作品については http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html
 また、制作を担当したKAGAYAスタジオによるページは http://www.gingatetudounoyoru.com/ ちなみに全国のプラネタリウムで公開されていますので、http://www.gingatetudounoyoru.com/allsky/place.html で調べてみてください。非常に良かったですよ。ちなみにナレーションは声優の桑島法子さんです。

 まだ時間があったため、さらに近くにあるサントリー武蔵野工場を見学。事前予約がベストではありますが、飛び入り参加でも見学可能です。毎時00分、30分の30分間隔で見学ツアーが開催されています。現在、ザ・プレミアムモルツを強力に販売促進中のようで、見学ツアー中、何度も何度も案内の人が連呼しておりました。

 ビール醸造の過程や、このようにビールを缶詰する機械などを見られます。なにより、1つのビールが出来るまで、多くの人と手間がかかることがハッキリと解り、野球で優勝したからといってビールかけするのはちょっと失礼じゃないか・・・と思うぐらいです。なお、見学の最後にはザ・プレミアムモルツや、モルツの試飲(お代わりは3杯まで可能)等ができます。

 さて、ようやく本題の府中郷土の森へ。移築復元された、多摩の民家や商店などは中々見ごたえがあります。現在でも東京都西部では、こうした建物で現役であるものを見ることがありますが、それもいつまで・・・でしょうか。

 旧府中町役場。1921(大正10)年築のモダンな建物。財政難の中、「町民の熱意」で3年をかけて造られたとか。

 窓口カウンターの様子。昔はこの程度の広さのカウンターで十分だったんですね・・・。
 このあとプラネタリウムを見て帰宅。非常に美麗で、映画館よりもさらにワイドな迫力ある映像に感動し、音楽も良かったのでサントラ買ってしまいました(笑)。さて、明日は鉄道博物館オープンの日ですが、あらかじめ宣言しておきますが、さすがに初日には行きませんので、あしからず。来週訪問予定です。

○10月12日(金)

 東京都町田市のJR町田駅前。東急百貨店が閉店し、「百貨店業界も厳しいなあ。跡地はどうなるのかなあ」と思っていたら、何のことはない、町田東急TWINSと名前を変えて、先週にリニューアルオープンしました。ただ、東急ハンズが移転してきたことは個人的には嬉しい。従来は駅から少し離れていたため、行くのが面倒だったのですが・・・。ただ、ちょっと店舗面積が減ったような気がするのは、私の気のせい?

○10月7日(日)

 関が原・長浜旅行の夜は、大阪で弊サイトの顧問の一人で、中学時代からの友人である桜乃明日華氏の家で1泊。色々盛り上がって殆ど寝てませんが、翌日は二人でまずは新大阪駅へ向かいます。上写真は大阪環状線の103系(桜ノ宮駅)。首都圏では絶滅しましたが、大阪ではまだまだ現役ですね。

 そして新大阪駅で山口県から「呼びつけた」氷川副所長と、就職活動も終わり、ようやく少しは余裕の出来た馬藤所員を神奈川県から「招待」して、とりあえず道頓堀へ(ちなみに2人とも大阪は初訪問だとか)。道頓堀は相変わらず改修作業中で、良い写真は撮れませんでしたが、まあ、この雰囲気を2人に見せられてよかった。

 さらに大阪吉本笑店街へ。ここでは吉本を代表するお笑い芸人のデビューから現在までの様々なものが、面白おかしく、色々な形で展示されています。色々と笑ってしまう展示方法が多く、非常に楽しめました。このほか日本橋で、ジョーシンのガンダムショップ等色々と見学。

 さらに今度は京都方面へ。京阪電鉄に乗車し、途中で接続する「男山」ケーブルにも心惹かれつつ、時間の都合で断腸の思いで通過し、宇治駅で下車します。男山ですよ、男山。きっとマッチョな男性たちがケーブルカーを押していくに決まっています。そして山上では男・・・いや、やり遂げた漢(おとこ)たちの熱い抱擁のシーン!・・・と、くだらない妄想を車内で熱く語る所長でしたが、実際には石清水八幡宮を参詣するための、真面目なケーブルカーです。な、ならば山上では巫女さんたちが「お帰りなさいませ、御主人様」ですか!

 ・・・失礼しました。
 さて、この京阪電鉄の宇治駅。ホームと駅舎の間にある空間上をJR奈良線が走りぬく構造なのですが、JR宇治駅は別の場所にあるため接続していません。おかげでJR奈良線で京都へ行こうと思った場合、別の駅で乗換えをする必要があり不便です。京阪で京都に行くのも少し遠回りですし、帰りは少し苦労しました。

 宇治川の橋梁を渡るJR奈良線の221系。京阪の宇治駅は右手にあります。

 さて、裏辺研究所所員(スタッフ)4人全員とも初訪問である、宇治の平等院(世界遺産)へ。その中心的な建造物が、平等院で、10円玉でおなじみの建物で、10円玉、10円玉!と4人とも感動。平等院は1052(永承7)年、藤原頼通が父親である藤原道長の別荘「宇治院」を寺院にしたもの。

 写真の鳳凰堂(阿弥陀堂/国宝)は、1053(天喜元)年に造営されたもので、前面に池を配し、左右に回廊を設置した形が特徴。これは極楽浄土を現世に再現しようとした姿で、見るものを感動させます。創建時は厳島神社と同じく朱塗りが美しい建物であったようです。なお、鳳凰堂とは阿弥陀堂の屋根の上に2羽の対になった鳳凰像が載っていること、さらに建物の形自体も鳳凰のように羽を広げた鳥に見えることに由来し、江戸時代から呼ばれるようになったものです。

 鳳凰堂の背面。なお、鳳凰堂の内部には現存では唯一の、定朝の作である本尊の阿弥陀如来が鎮座し、そして諸菩薩(しょぼさつ)が配置されています。これにより、阿弥陀如来が菩薩たちを従えて来迎するという聖衆(しょうじゅ)来迎の世界が表現されています。ありがたやありがたや・・・。

 宇治川。右手に平等院があります。なお、この場所は平安時代末期の戦場となり、たとえば1180(治承4)、平清盛に反旗を翻し、以仁王を奉じて挙兵した源頼政たちが最期を迎えた場所であり、観音堂などが焼失。さらに1184(寿永3)年、源義経軍が源(木曽)義仲と戦ったとき、義経軍の名馬「するすみ」に乗った梶原景季と、やはり名馬「いけづき」に乗った佐々木高綱が、この宇治川で先陣争いをしながら渡河して、宇治川の戦いの火蓋がきって落とされています。

 さらに、1335(建武2)年から翌年にかけては、楠木正成と足利軍がここで戦い、やはり平等院などに被害が及んでいます。
 そのような中で、未だに創建時の鳳凰堂が現存していることは特筆に値することで、これからも美しい姿を後世に伝えていただきたいものだと思います。

 さて、我々も宇治川を渡ると、もう1つの世界遺産である宇治上神社へたどり着きます。古来より歴史ある神社ですが、平安時代に平等院が建立されると、その鎮守社となり人々の崇敬を受けてきました。上写真の拝殿は鎌倉時代の建築で、拝殿としては国内最古のもの。寝殿造様式で、人がお参りする拝殿であるだけに、当時の住宅的な意匠となっています。

 一方、こちらは本殿。平安時代後期の建築で、中に3つの社殿があり、それをこの覆屋が包み込むという形式です。鳳凰堂に比べると小さなものですが、こちらも度重なる戦乱を生き残り、現在に残る最古の神社建築として素晴らしいものです。

 さて、京阪からJR黄檗駅で乗り換え、奈良線で京都へ向かいます。

 京都で新しく出来たビックカメラを見に行き、地下街のポルタで食事し、京都駅を見学。私の場合は昨日も行きましたし(笑)、既に何度となく訪問している、もはや馴染みの駅ですが幾たびに「あ、こんなところも通れるんだ」など、色々と発見があるものです。オープンから10年を迎えましたが、未だにこの広々とした空間、一直線で11階まで行くエスカレーターなどには圧倒されますね。

 ちなみに京都のビックカメラ。京都の景観そのものや、景観に関する条例に配慮されてか、広告や看板を廃した、美しい白い建物だったのには意外でした。京都に限らずですが、広告やネオンサインだらけのビルというのは見苦しい(特に消費者金融関係!)。少しでも独自性をPRしたい企業にとっては死活問題なのはよく解りますが、街の景観との調和は良く考えていただきたいと思います。

 さて、ここで解散。私は馬藤所員と神奈川県へ戻りましたとさ。皆様、お疲れ様でした。


○10月6日(土)

 休みに休む暇がありません(笑)。本日は大学時代の友人達と、名古屋、滋賀方面へ出かけてきました。まずは久しぶりに名古屋城を見学。名古屋駅から歩いていったところ、見事に道に迷ってしまい・・・。それにしても、名古屋は喫茶店が物凄い数がありますね。石を投げれば喫茶店にぶつかりそうな雰囲気でした。

 何度も紹介していますが、戦前に建てられた愛知県庁。

 昼食は神宮前駅近くで、「ひつまぶし」をいただきます。昼飯がアイスクリームということさえある、私としては珍しく旅行先で高級なものをいただきました。そのまま食べたり、薬味入れたり、お茶漬けにしたりと、色々食べ方を変えまして、いずれも非常に美味しい。

 熱田神宮へ。結婚式が行われておりました。・・・羨ましい(笑)。

 神宮前駅の踏み切りは有人式。JR,名鉄の車両が次々と行きかいます。上写真はJR東海の311系。

 こちらは名鉄6000系。

 続いてついに、あの関ヶ原の古戦場へ。石田三成の陣地跡へ行くと、馬防柵などが再現。丘の上からは、あの小早川秀秋が陣を張った松尾山などが見えます。

 さらに車で滋賀県長浜市へ。羽柴秀吉(豊臣秀吉)ゆかりの長浜城の城下町、そして大通寺の門前町として発展してきた場所で、古い街並みを黒壁スクエアなどとして保存活用しているのが特徴。この日はイベントが開催されていたこともあり、物凄い数の人出でした。全国から町並みの保存と活用の成功例として注目されている理由がよく解ります。

 江戸時代にこの地域の中心だった大通寺。伏見城遺構の本堂や大広間などの、多数の歴史的建築物が残っています。山門 は1841年築で、なんと32年の歳月がかかったとか。

 羽柴秀吉の出世城として名高い、長浜城。琵琶湖に面しています。前回の大河ドラマの主人公、山内一豊も城主を務めたことがあり登場しましたね。なお、現在の天守閣はあくまで想像で造った模擬天守閣。

 偶然撮影した琵琶湖の夕暮れ。

 そして車で京都へ。一般道を走行していきますが、遠い・・・。ぜひ美しい琵琶湖大橋を通りたい、という運転手を務める友人の希望でわざわざ経由しましたが・・・う〜ん、夜間だと回りは真っ暗ですし、それほどの感動は・・・。

 そして京都へ到着。ここで夕食をとり、さらに大阪へ向かい、弊サイトの顧問である友人、桜乃氏の家で1泊しました。

○10月1日(月)

 本日は仕事を休んで、山梨県甲府市へ。私が生まれて3歳まですごした場所で、私は4月にも行きましたが、今回は20年ぶりの訪問となる母親を同行させてみました。私は当時の記憶は何もありませんが、やはり母は色々な思い出があったようで。

 上写真はJR東海の特急「ふじかわ」。

 駅前の武田信玄像。どっしりと構えている割には、駅前広場の工事などで、何度も移動しているそうです。

 甲府城山手御門。

 そしてこちらは、私としては2004年以来の訪問となる武田神社。武田信玄の居城、躑躅ヶ崎館跡で、多くの人が神社にお参りするだけで満足されていますが、やはり現在も残る深い堀などを、しっかりと見ておきたいもの。

 かつての躑躅ヶ崎館跡の復元模型。

 背後の様子は、こんな雰囲気。要害山など、山に囲まれた天然の、まさに「要害」にあった館であることがよく解ります。

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