○4月29日(火)

 今度は弊サイトのスタッフである馬藤所員、水澄所員という久々登場の2人と共に幕張メッセで開催中の「恐竜大陸」を見学。恐竜コンテンツの、これまた久しぶりの増強を兼ねて後ほど御紹介したいと考えておりますが、国立科学博物館や江戸東京博物館の特別展とは異なり、相変わらず物凄い規模でした。さすが「大陸」というだけあります。

 いずれも迫力あるもので、非常に見ごたえあり。ちなみに、こうした恐竜イベントは夏場にやるのが恒例だったような気がするのですが、今年の夏はどうなるのでしょうか。

 また最近は羽毛恐竜の展示も定着化しており、復元模型も数多くあったので、より一層、当時のことが良く解ります。

○4月27日(日)

 味野源次氏ら大学時代の友人と共に、本日は埼玉県秩父市の羊山公園へ。このシーズンは芝桜が非常に美しく咲き誇っており、1度は見たかったのですが、ついに行くことが出来ました。

 まるで絨毯(じゅうたん)のような美しさ。友人の一人は「ここで芝桜に囲まれて死にたい」と縁起でもない事を言っていましたが、心落ち着く、やわらかい雰囲気の素晴らしい風景でした。

 さて、秩父駅より秩父鉄道で熊谷駅へ。やってきたのは国鉄時代の塗装の1つカナリアイエローに復元された1000形(もと国鉄101系)でした。この顔でこの色、というのも全国でここだけしか見られません。

 秩父駅ではSLと交換のため待ち合わせ。C58には「芝桜」のヘッドマークが装着されていました。

 熊谷駅にて6000形(もと西武鉄道新101系)。こちらはshibazakura expressのヘッドマークを装着。

 続いて、明治期の大実業家である澁澤栄一の故郷である深谷市へ。その玄関地である深谷駅は、澁澤栄一も携わった日本煉瓦製造のレンガによって東京駅が造られたことを記念して、兵営6年に東京駅風に改築されました。しかもこれ、橋上駅ということで地面じゃなくて、ホームの上に建っています。

 全景はこんな感じ。駅に模型がありました。・・・1つ欲しい(笑)

 さて、タクシーで渋沢栄一記念館と、それから上写真の渋沢栄一生家「中の家」を見学。いやはや、駅から遠い遠い・・・。そして学芸員の方が有難いことに、良く語る語る・・・。ずっと聞きたいのは山々だったのですが、帰りのバスの時間もあることですし、満足に拝聴できなかったのは残念です。

 渋沢栄一とは何者か、ということについては若い人の中では知られていない、ということで学芸員さんが我々の訪問を喜んでくださったのですが、実際に私の友人も「渋沢栄一って名前は聞いたことは歩けど、誰?」という反応でしたので、ウィキペディアの渋沢栄一のページを紹介しておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%8B%E6%B2%A2%E6%A0%84%E4%B8%80

 現在でも日本を代表する実に膨大な数の企業の設立にかかわったり、顧問として助言をしています。しかも、常に利益第一ではなく、社会を良くすることに重点を置いていました。非常に立派な思想の持ち主ですし、思想倒れになった人ではなく、実際の経営手腕そのものも大したものでした。

 ところで帰りに乗ったバスの停留所の名前。これで、「しもてばかかべがやと」と読むそうです。計で「ばか」と読むとは。

○4月26日(土)

 まずはちょっと宣伝。トップページでも紹介していますとおり、弊サイトも「日本の旅・鉄道見聞録」名義で参加しております鉄道本、「モハようございます。」、(おそらく)好評発売中です。裏辺研究所トップページにも書きましたが、鉄道の魅力について実に色々な角度から紹介している本で、その中で弊サイトについても御紹介いただいている(・・・というか自分で宣伝するような形になってしまいましたが)ので、書店で見かけられましたら、ぜひ御購入ください。

 それからデアゴスティーニ社から発売中の「日本の100人 番外編17 池田勇人」では私が撮影した財務省の写真が掲載されております。こちらも見本を1冊送ってくださいましたので、ちょいと宣伝・・・。私の写真が載ったから褒めるわけではありませんが、予想外に面白い雑誌でした。特に私の世代は池田首相のことなんて、所得倍増計画のスローガンを言ったこと以外、大して印象に無いと思いますが、どういう人物で、どういう経歴を歩んできたのか、ビジュアルにそして内容も豊富に解説してくれています。戦後史に興味がある方はオススメですね。

 最後に、タイトーから発売中のニンテンドーDS用ゲームソフト「鉄道ゼミナールJR編」。こちらでも私が撮影した写真が使われている・・・らしいです。リバイバル運転されたときの165系急行「アルプス」の写真を提供したのですが、隠しモードの中に埋もれているのか、現時点では発見できない・・・(苦笑)。ともあれ、こちらも見本を1つ送ってくださり、写真1つのために大変恐縮な話です。

 かなり楽しめるソフトで、鉄道クイズに至っては無知な私は悲惨な出来でした(笑)。
 こちらも是非、お一つどうぞ♪


 さて、本日は伯父に連れられて八王子・高尾方面へ。京王電鉄の高尾山口駅よりさらに奥へいったところにある、「うかい鳥山」という料亭に移築されている、富山県の五箇山から移築された合掌造りの家の外観を見てまいりました。

 伯父が個人的に用事があったので、「うかい鳥山」の中にも入りましたが、なかなか見ごたえのある風雅な景色でした。

 さらに車で移動し、大正天皇、貞明皇后、昭和天皇、香淳皇后が眠られている武蔵野墓地を見学。御覧のとおり、一般の墓とは全く異なるもので、古墳のような雰囲気です。上写真は昭和天皇陵「武蔵野陵」で、上部2段・下部3段の上円下方墳と呼ばれる形態だそうです。

 それからサイエンスドーム八王子へ行き、かつての営団地下鉄丸の内線で活躍した500形の652号を見学。屋根があることから、綺麗な状態で保存されているのが嬉しいですね。

 車内にも入ることが出来ます。子どもたちの遊び場になっていますが(写真はたまたま静かなとき)、幸いにも落書きや器物破損などは見当たらず、綺麗な状態を保っています。車内の広告は色あせていますが現役当時の物でした。

○4月21日(月)

 本日は久しぶりに、お菓子作り(・・・しかも職場の飲み会から帰ってきた後で)。
 就職したての頃には何度かパウンドケーキを作ってましたが、ここのところ御無沙汰状態でした。何となく突然作りたくなってきたので、それこそ10年ぶりぐらいに型抜きクッキーを作ってみました。自画自賛になりますが、美味しい。そして、意外と簡単。ちょっと作業をするだけで、写真に映っている量の2倍のクッキーが完成します。

 必要なのは薄力粉200g、卵1個、砂糖80g、バター100g、バニラエッセンス
 全部混ぜて、ビニール袋に入れて5mmぐらいの薄さに伸ばして、冷蔵庫で少し固めて、型抜いて並べて、レンジでチン、です。何も難しい作業はありません。冷蔵庫の中に入れている時間(約20分)も含めて、50分もあれば全工程が完了します。洗い物も少なく楽々。さあ、皆さんもレッツチャレンジ!

○4月19日(土)

 名古屋に行った次の週に名古屋に行く、みたいな無茶苦茶な3月と打って変わって、4月は近所に行く以外は大人しくしております。というわけで本日は、休日の本拠地である祖母の家のある日野市の隣、立川市の国立昭和記念公園へ。春の草花の魅力をたっぷりと感じられる、実にいい状態になっております。というわけで、上写真はナノハナ。

 そして特にチューリップが特に見頃を迎えており、非常に美しい景観を形成しております。

 単純に植えているのではなく、配置に一工夫されているのが、また素晴らしい演出ですね。

 まさに色とりどり。昭和記念公園のチューリップの模様は、動植物研究所のコーナーでたっぷりと御紹介してみたいと思います。

 それにしても昭和記念公園は広い。日本庭園もあれば・・・。

 子供向けの面白い遊具もあったり。

 猫がいたり・・・あ、これは昭和記念公園の広さとは関係ないか。

 それから、まるで日立の木みたいな光景も。

 また2005年11月からは「みどりの文化ゾーン・花みどり文化センター」のエリアが加わり、さらに昭和天皇記念館という、昭和天皇と香淳皇后の御遺品を保存展示する施設が建設。いくら多摩地区とはいえ、これほど大きな公園は凄いですね〜。ちなみに国立昭和記念公園は、私が生まれた年である1983(昭和58)年10月に建設。アメリカ空軍立川基地跡地に、昭和天皇在位50年を記念して造られたもので、現在も整備が続いています。

○4月13日(日)

 日曜日に藤沢へ戻るとき、よく小田急の特急「ホームウェイ」号を利用しますが、結構な確率で7000形旧塗装に遭遇します。というわけで、本日も御覧のとおり。ちなみにこの塗装、当初は3月中に運行終了のはずでしたが、好評なのか現在も運行されています。ちなみに解りにくいですが、側扉の下部脇に小田急ロゴが貼られています。

 せっかくですから、当分はこのままの姿で運転し続けて欲しいですね。

○4月12日(土)

 本日は立川〜日野間の多摩川河川敷でJR中央線の列車を少しだけ撮影。201系が最盛期だった頃には一度も撮影してなかったりして・・・。というわけで、今更撮影したところでやってくるのはE233系ばかり。これはこれで、好きですが。

 こちらはE257系特急「かいじ」。この土日の撮影はこの程度で、久しぶりに「土日をフル活用した」ホームページの更新を本格的にやっております。

 さて、これとは別件でムスタファさんから西武鉄道の新車30000系の写真が届きました(撮影場所は上石神井駅)。ここのところ、面白いデザインの通勤電車が色々と登場しており、実に魅力的ですね。

○4月6日(日)

 さすがに仕事で忙しい年度末、年度始でした。頂いた写真や原稿を載せるのが精一杯・・・いや、4月1日は馬鹿な企画を裏辺研究所でやってましたが、昨日も出勤ということで、ホームページにかけられる時間が非常に少なく、実に時間のやりくりが大変でした。さて、だったら今日は家でじっくり原稿でも書いていればいいのにもかかわらず、朝からお出かけ。まずは近所(中央線 日野〜豊田)で、ラッピングが施された189系(豊田車両センター所属)による、ホリデー快速河口湖号を撮影。

 もう1本ぐらい撮影するかと思ったところ、やって来たのは201系でした。去年の今頃は当たり前のように見られたのですが、今ではかなり貴重・・・のような、でも期待しないでいると、結構な確率で遭遇しますけどね。先週も普通に撮影していますし。

 後輩のE233系とすれ違い。

 さて、引き続いて同じく日野市の高幡不動尊(正式には高幡山明王院金剛寺)へ。写真正面の入母屋造の仁王門は室町時代築で重要文化財。飾られている仁王像も室町時代築と、非常に重要な文化財。

 五重塔・・・といっても、新しいものですが。でも、この時期ならではの美しい景観を形成しています。

 さて、実は今日はひそかな日野市の名所(笑)、京王資料館が平山季重まつりという、地元のイベントに併せて市民向けに開放されていました。平山季重というのは、源平合戦時に源氏方の武将として大活躍した人物で、このあたりに平山城と現在は呼ばれる、物見櫓的なものを設置し、また京王電鉄平山城址公園駅付近に館を構えていました。

 あまりメジャーではありませんが、当時大活躍した人物であるのは間違いなく、とかく新選組人気に頼りがちな日野市としては、もう1つの目玉として育てている最中。京王電鉄も、このような形で年に1回、協力しています。ただ、京王資料館の一般公開は、大々的にPRしているわけではないので、それほど人がいるわけではありませんでした。私としては撮影しやすくてありがたい(笑)。ただ、山というか、丘の上にあるので、行くのは結構大変です。


 平山城址公園の桜。今週も桜が見事に楽しめましたね。

 平山城址公園駅にて、京王6000系+9000系。

 さらに高尾山へ。ケーブルカーの駅前の桜も美しいものです。

 昨年にも味野源次氏らなどと訪問した、この高尾山。ケーブルカーは相変わらず、凄いところを登っていきます・・・。

 絶好の行楽日和とあって、物凄い人の数がケーブルカーを乗降。帰りに至っては満員電車並みでした。

 これといった理由はありませんが、なんとなく高尾山薬王院まで登山し、帰路に着きました。
 ・・・ああよかった。今週はきちんと撮影雑記更新できました(笑)。先週分も、ようやく正式に書き終えたので、宜しければ是非。


○4月5日(土)

 土曜ですが諸般の事情により出勤した帰りに新宿駅へ行くと、国鉄色の車両が。183系かと思ってみたら、このあと「ムーンライトえちご」で運用される485系でした。これほどJR世代の車両に次々と置き換わっていく中で、「日光」「きぬがわ」用車両も含めて、意外と新宿駅では485系の姿が残存してますね。嬉しいことです。




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