○6月14日(日)

 何となく久しぶりに近所で撮影してみることに。別に面白くも何ともありませんが、まあどうぞ。
 まずはE257系特急「あずさ」。

 それから千葉発甲府行きの485系臨時快速「お座敷さくらんぼエクスプレス」。たまにはこういうので、旅行してみたい・・・。

 おなじみ183・189系ホリデー快速河口湖3号。実質的に、定期的に首都圏で見られる国鉄特急色の列車として貴重です。そろそろ専用のトレインマークを装備してくれてもいいんですけどねえ・・・。

 ・・・と、そこへ反対方向から183・189系による修学旅行列車が。8両編成というのは、長くて本当に素敵。

 続いて、またまたE257系特急「あずさ」。

 この間、もう既に何本も見ましたがE233系中央線。

 そして最後に、215系「ホリデー快速ビューやまなし」号。
 ん〜・・・、そろそろ関東以外の場所へ旅行に行きたい・・・。だんだんウズウズ゙してまいりました。

 

○6月13日(土)

 ここのところ完全に東京都&神奈川県に引きこもっている所長です。にもかかわらず、お金の減り具合が先月とあまり変わらないのは何故?? まあ、何はともあれ本日は親友の味野源次さんと共に上野の国立西洋美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」をようやく見学。

 午前9時に集合したため、30分待ち程度で中には入れましたが、常設展も堪能した後に入場状況を見たところ・・・上写真のような状態でして、なんと100分待ちでしたとさ。まして会場内も大混雑状態ですからね。東京や横浜は様々なイベントが開催されるのは凄く素敵なのですが、とにかく混雑ぶりが半端じゃないのが辛いです。

 こうした企画展が地方へ巡回しますと、開会直後などを除けばガラガラ・・・ですからね(帰省中に広島で美術館に行くと、それはもう”ゆったり”見学できます)。それだけ、人口が違うということが実感できます(それに遠方からも来るのでしょう)。

 さて、もちろんルーヴル美術館展は撮影禁止でしたが、常設展は非営利目的ならば撮影OKでした。恥ずかしながら、企画展を見終わると疲れ果ててしまうため、意外にも2人とも常設展は今まで見たことがありませんでした。やはり今回もルーヴル美術館展の素晴らしさと展示量に圧倒され、これだけで大満足だったのですが、気になったので常設展にも挑戦してみた次第。

 おぉ・・・なんと素晴らしいコレクションの数々でしょう。ちょっと御紹介したいと思います。
 上はアードリアン・イーゼンブラント(活動: 1510年 - 1551年)の「玉座の聖母子」。

 こちらはマールテン・ド・フォス(1532年〜1603年)の「最後の晩餐」。イエス・キリストに関する題材としてはポピュラーなもののようで、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」と全く異なる構図が面白いですね。ちなみに、「ユダひとりがイエスの正面に位置しながら、まるでその視線を避けるように挑戦的に横を向いている」(国立西洋美術館ホームページより)だそうです。

 これはカルロ・ドルチ(1616年〜1686年)による「悲しみの聖母」。

 アレッサンドロ・マニャスコ(1667年 - 1749年)による「嵐の海の風景」。

 ギュスターヴ・クールベ(1819年〜1877年)による「罠にかかった狐」。クールベは個人的にイチオシの画家で、写実的ながらも力強い雰囲気で、また物事を美化するわけではなく、ありのままの様子を伝える雰囲気が大好きです。

 アルフレッド・シスレー(1839〜1899年)による「ルーヴシエンヌの風景」。ルーヴシエンヌはパリの西方約30キロの地にある小村で、シスレーが一時住んでいた場所です。やわらかい色づかいに、奥行きのある雰囲気が素晴らしいですね。

 クロード・モネ(1840年〜1926年)による「睡蓮」。モネは日本風の庭園を造成し、そこに敷地内を流れる小川を利用して、睡蓮を浮かべた大きな池を掘って制作に没頭したとか。

 パプロ・ピカソ(1881年〜1973年)による「男と女」。う〜ん・・・前衛的・・・ですねえ・・・。

 オーギュスト・ロダン(1840年〜1917年)による「地獄の門」。とにかく大きさ、多数の彫刻の迫力・力強さに圧倒されます。


 そして所長御一行様は、お台場にある「船の科学館」へ。今まで南極観測船「宗谷」、青函連絡船「羊蹄丸」の見学はしたことがありましたが、科学館本体は見たことがありませんでした。で・・・まあ内容は「開館時から更新して無いだろ!」的な面も多々ありましたが、船に関して知らない内容も多く、模型も大変充実。

 戦艦「大和」模型。広島県呉市の大和ミュージアムほどではありませんが、こちらも迫力は十分です。

 航空母艦「瑞鶴」(ずいかく)。100分の1だそうで、実物の大きさを考えると・・・。

 様々な和船の模型も充実。こちらは朱印船。長崎の清水寺奉納の1634(寛永11)年の絵馬に描かれた末次船を復元したもの。

 菱垣廻船。木綿・油・醤油・紙・薬などの日用品を、大坂から江戸に運送した菱垣廻船問屋仕立ての商船のことで、これは19世紀前期の図面に基づいて復元制作した模型。


 南極の石を触ることも出来ました。

 そして屋外へ。こちらは戦艦「陸奥」の主砲。

 青函連絡船「羊蹄丸」。

 青函連絡船「羊蹄丸」内に再現されている、昭和30年代の青森駅前の風景。


 南極観測船「宗谷」。


 南極観測船「宗谷」第一科員室。今回は内部の写真も色々撮影してきたので、そのうち御紹介したいと思います。

 

 そして偶然係留されていた大成丸。これは1980年に進水した日本唯一の蒸気タービン練習船で、独立行政法人「航海訓練所」が東京海洋大学海洋工学部、神戸大学海事科学部、商船高等専門学校、および海員学校の学生、生徒を収容して実習訓練を実施するために保有しているもののようです。

 こちらは長崎、五島列島の大瀬崎に1879(明治12年)に建てられた大瀬埼灯台。数少ない西洋式灯台です。

 さあ、まだまだ終わりではありません。西洋画を見て、造船と航海を勉強し、続いては・・・お台場の「潮風公園」に設置された実物大(約18m)のガンダムですよ!!

 まだ建設中ではありましたが、すでに全容は十分に把握できます。

 ご覧ください、この大きさ。味野さんと2人で、ただただ迫力と美しさに圧倒されるばかりでした。「思ったより小さい」なんて耳を疑うような発言をする観光客もいましたが・・・(この2倍を想像していたらしい)。あと「ギャンを設置して欲しい」という人も・・・。

 頭部が可動し、体の50カ所から光と霧が出るそうで、7月11日から8月31日まで無料公開されるそうです。気の早い話ですが、その後はどうなってしまうのでしょうか・・・?? 次はぜひ、Zガンダムとかνガンダムとか・・・。ああ、サイコガンダムでも・・・。

 お台場といえば、近くに自由の女神もありますが、完全に人々の注目はガンダムでした。


 ちなみにガンダムの近くには、ホワイトベース・・・じゃなくて海上保安庁のHL型測量船「昭洋」が。誰かさんの影響で、撮影させていただきました(笑)。


 そして日野駅へ帰るべく、中央線に乗っていると立川駅に485系ジョイフルトレイン「いろどり」が! 慌てて撮影させていただきました。内部の座席が楽しそうで、一度乗車してみたいですねえ。


○6月8日(月)

 仕事始めで憂鬱な月曜日・・・ではなく、本日は何と仕事を休んで、やっぱり(諸般の事情で本日は)仕事が休みのdaikiti所員と共に、首都圏大鉄道撮影散歩を開始することにしました。まずはJR埼京線の武蔵浦和駅に集合。実はdaikiti所員と一緒に撮影に興じるのは、今回が初めてです。

 最初の目当ては引退間近の400系「つばさ」でしたが、この日は狙った3本ともE3系2000番台。ちょっと残念でしたが、これはこれで初めての撮影だったので満足。それにしても、天気が悪いのが残念です。

 E4系(回送列車か?)。

 E1系Maxとき。ちなみに、ここで昨日からISOの設定を800にしていたことに気がつきガクッ・・・。まあ、縮小して画像を加工すれば、今まで紹介したとおり問題ありませんが・・・。

 そして冗談で「来ないですかねえ」なんて言っていたら、本当にやってきた200系リバイバル塗装による「やまびこ」。これは大収穫です。

 E3系ですが、E2系と併結した「やまびこ」。

 こちらは200系「たにがわ」。

 というわけで400系以外を一通り撮影終了した後、埼京線に乗って新宿へ。さらに山手線に乗り換え、五反田へ行き・・・。

 都営浅草線に乗車して終点の西馬込駅へ。そして某所にある撮影ポイントへ向かい、今度は東海道新幹線の撮影を開始します。カラフルな東北・上越新幹線に対し、こちらは堅実な雰囲気とでも申しましょうか。それはともかく、まずは300系「こだま」。

 それから700系(JR西日本所属)による「のぞみ」。

 そして、お目当ての500系「のぞみ」。東京へ向かう列車の後ろを撮影します。

 700系「のぞみ」・・・と思いきや、「こだま」。300系が引退するに伴い、700系「こだま」運用も珍しくなくなりつつあるようで。

 そして折り返してきた500系「のぞみ」をバッチリ撮影。まあ、暗いのは仕方が無いとして個人的には文句なし。
 ・・・晴れているときに、また来たいですねえ。

 500系を撮影した瞬間に、今度はN700系「のぞみ」が通過。危ない危ない、もう少しで被られるところでした。

 そして五反田駅へ帰還。ホーム新宿方の先で、ちょいと埼京線や湘南新宿ラインの列車たちを撮影。まずは、「りんかい線」の70−000系。

 続いて引退間近の253系特急「成田エクスプレス」。いやあ・・・これは上手くいった。カーブいいですねえ〜。

 なんとなくE231系500番台山手線。

 湘南新宿ラインのE231系と。同じ系列のはずですが、意外と顔つきが異なるものですね。

 で・・・改めてE231系湘南新宿ライン(東海道線直通 平塚行き)。

 そして今再び(笑)、253系特急「成田エクスプレス」。


 五反田駅の脇を通過していきます。

 そして今度は、東急池上線に乗車。近未来的なデザインの7000系が、非常に格好良いです。

 御嶽山駅で下車。と・・・1000系がやってきたので撮影。だんだん、上田電鉄のイメージがついてきたのは私だけでしょうか。ええ、きっと私だけですね(自分で突っ込んでおく)。

 同じく御嶽山駅にて7600系。この前面デザインは結構強烈な印象です。

 さて・・・この辺にも某雑誌のホームページによると東海道新幹線の撮影ポイントがあるというので歩き回ったのですが、見方が悪かったのか、そう簡単に撮影できるような場所ではなく、そのほかの場所は巨大なフェンスが出来ているなど撮影不可。というわけで、東急多摩川線の沼部駅まで行きます。

 まずは7700系がやってきたので撮影。

 そしてこちらも7000系がやってきました。白色LEDが行先を見やすく表示してくれています。

 続いて東急東横線に乗り換え武蔵小杉駅へ。単純に本日撮影する車両のバリエーションを増やそうという目的で、まずは目黒線の5080系を撮影。

 こちらは目黒線に乗り入れる埼玉高速鉄道の2000系。

 みなとみらい線直通の横浜高速鉄道Y500系。

 日比谷線から東横線に乗り入れてきた東京メトロ03系。・・・と、ここで歩き回った疲れが出てまいりまして、喫茶店へ。引き続き京王井の頭線でアジサイと・・・なんて案も最初はありましたし、江ノ島電鉄・・・という無茶な話もありましたが、本日はこれにて解散となりましたとさ。daikiti様、本日は本当に有難うございました。

 それにしても、今日はカーブで電車を撮影する楽しみを発見してしまいました。ていうか、丸一日たっぷりと鉄活動に充てるのも実に良いものですね。だいぶ名所旧跡は回りましたし、今年は北海道から鹿児島まで、鉄メインな旅行を計画的にやってみようかなあ・・・。道連れにはグロッグフロッグさんを指名しておきます。あと、デュークさんも元気になられましたら(笑)。


 おまけで、このあと撮影した横浜駅の旧東急東横線ホームの現状。未だ工事中です。

 まだ列車が走ってきた頃の雰囲気も残っていますね。

 ちなみに現役時代の様子(最終日)。

 こちらは渋谷駅にて。8000系、桜木町行き、両方とも今では見られませんね。


○6月7日(日)

 今日は183系による臨時快速「那須ゴヨウツツジ」号の運転日ということで、始発駅の八王子駅へ。停車時間がタップリとあった上に、注目度もそれほど高いわけではなかったため、まったりと撮影できました。

 特設のトレインマーク。ううむ、このまま指定席を取って見に行きたい・・・。

 また、JR横浜線の205系には引き続き100周年記念ヘッドマークが取り付けられています。ちょっとしたアクセントでいいですね。

 ちなみに、豊田駅(日野市)で降りたところ、日野市制40周年記念のマンホールの蓋がここにも大量にありました。1枚1枚のデザインが異なるという、お金のかかったマンホールの蓋です。

 これ、全種類撮影するためには、あとどこへ行けばいいのでしょうか・・・??

○6月6日(土)

 今週は月曜日から木曜日まで、空前絶後の自称「やる気でない病」状態で、ホームページの更新もメールの返信も全然気が進まないという状態。ようやく金曜日にやる気を取り戻し、そしてグロッグフロッグ所員のブログを見ていたら、我が近所で「レトロ横濱号」なる列車が運転されるというので、JR東海道本線の大船駅へ行ってまいりました。

 ・・・こ、これは素敵な列車です。先頭はEF65 501号で、ヘッドマーク付きですか。

 さらに後ろは茶釜のEF64 1001号機。雨なのが残念でしたが、普段電気機関車を撮影しない私としては、なおさら良い記録になりました。なにより、普段使っている通勤路線に珍しい列車というのが良いですね。

 すっかり感動してしまい、大船駅での停車時間を利用して地元の藤沢駅へリターン。よくよく考えてみれば、国鉄時代にはEF65 500番台牽引の寝台特急が多数、毎晩ここを通過して行ったんですよねえ・・・しみじみ。

 さて、お馴染み休日の住居である日野市に戻るべく、今回は小田急を使わず新宿経由でJR中央線に乗車。高架化工事の現状を見てまいりました。というわけで、かなり完成してきた武蔵境駅の様子。

 完成後は下りホームから上り列車を撮影しやすそうな雰囲気で、撮影ポイントとして賑わうことでしょう。で・・・、先日雑誌編集会社から「ポイントを撮影した写真は無いですか?」と依頼されるも、ロクな写真を撮っていなかったことに気がつかされたので、ちょっと撮影。吉田一紀さんの「モハようございます。」でも色々と紹介されていましたが、鉄道には様々な趣味の角度があるわけで、私も色々とチャレンジしてみたいと思う次第です。とりあえず、まずは線路の写真から色々撮ってみますか。

 こちらもほぼ完成形態の東小金井駅。

 武蔵小金井駅も新しい上りホームの完成に向けて、いよいよ全容が見えてまいりました。

 一方、国立駅はホームはおろか、上り高架線もまだまだこれから・・・の雰囲気。でも、そう遠くないうちに雰囲気は一変するのでしょう。



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