○8月30日(日)
 さすがに自分でも「バカじゃないのか」と思うぐらい出かけた旅行。実は金銭的には意外とかかっていなかったりしますが(別に20万も30万も使ったわけではありません)、体力的に正直悲鳴を上げておりました。そして・・・その最終回(?)は、大学時代の友人である味野源次氏と、東京都美術館で「トリノ・エジプト展」を鑑賞し、やはり大学の先輩である「はっしー」(以前のHNは千葉人)氏と合流して、お台場のガンダムで締めくくりました。

 あいにくの雨模様、カメラのレンズも濡れて大変でしたが、意外と問題なく写真が出来上がってました。

 さて、建設途中から含めると4回目となるガンダムの訪問。今回は午後6時、少し暗くなってきた辺りでのライトアップを狙いました。う〜む、見事に目が光っていて格好いい・・・。「一応、完成直前の姿は所長と見たんだし・・・」と、多少乗り気でなかった味野氏も大興奮状態。マニアではない「はっしー」氏も大感激。

 おお・・・!!

 首を上げただけですが、まるで空に飛びたつ瞬間のように見えるのが、よく計算されているもの。さて・・・果たして実物大ガンダムの今後やいかに!? いずれにせよ、ガンダムは最高の夏の思い出でした。そして、7月・8月の怒涛の旅行が終わり、妙な達成感に包まれております。

 一応、来週と再来週の土日は完全に休み。5連休は職場の部活の関係で遠征しますが、その後も10月4日にkajibooh さんなどと山口県岩国市へ行く以外は、今のところ予定は無し・・・。ええ、今のところは、ですが。おっと、馬藤所員を連れて幕張メッセで開催中の「恐竜2009−砂漠の奇跡」を9月中に見てこなければ・・・。

 ところで、はっしー氏は密かに鉄道ブログを再開しました、とのこと。
 http://ameblo.jp/hassys/
 宜しければ皆様も是非、御覧いただければ幸いです。私もたまにはネタを投稿しようかなと。


○8月29日(土)
 怒涛の旅行ウン連発も、ようやく終盤戦。その締めくくりとなるのが、本日の佐久間レールパーク旅行。
 豊橋駅で、意外にも今回ようやく初対面のネオン所員と合流し、まずは飯田線の119系を見送ります。


 そして目当ての列車が、117系による臨時快速「佐久間レールパーク号」。本日使用されるのは国鉄色にリバイバルされたもので、豊橋駅ではJR東海色の117系との並びも見られました。さて、車内にてグロッグフロッグ所員とも合流。哀れ、グ所員(略しました)は完全に所長の旅友として定着しつつあります。

 快速といいながらも、随所で運転停車。新城駅では12分も停車したため、事実上の撮影会となりました。

 そして中部天竜駅に到着。やはり登場時のカラーにリバイバルされた119系は既に到着済。

 一方、私以外殆ど注目する人がいませんでしたが、これが本当のレールバス・・・? DMVの原型・・・?のような、おそらく保線の職員さんたちを運ぶレールバスが駅構内に存在。

 そしていよいよ、佐久間レールパークへ。保存は大変ですが、屋外の方が現役さながらの雰囲気が出るのは間違いないですね。それにしても、いよいよ来た〜!といった感じです。長年この風景を見たかっただけに、これだけでも大興奮。

 展示車両そのものについては、既に「日本の旅」コーナーにてロクマルサン様の写真で紹介済のため、ここでは本日特筆すべき内容を御紹介。まずは、このキハ181。最初は特急「しなの」トレインマークと、いつもと変わらぬ姿ですが、この日はなんと! 往年の様々な列車のトレインマークが掲出されるらしい。

 ということで、時間になると多くの人が集まってきました。


 そして・・・なんと、最初は特急「つばさ」!!
 ん〜、写真で見ると違和感が比較的少ないですが、実はコレ、おそらくパソコンから作成・出力したであろうトレインマーク風厚紙の後ろに両面テープを貼って、「しなの」トレインマーク上にかぶせただけ。これには、私も含めて殆どの人が唖然。

 とはいえスタッフの方々がファンを楽しませようと、頑張って準備されたことは痛いほど解る訳で、特に罵声などが出ることも無く、静かに人はいなくなっていきましたとさ。


 ちなみに、15〜30分間隔でトレインマークは交換されていきます。特急「あおば」・・・キハ181系にこんな列車あったかなあと思ってネットで調べてみたところ、たしかに東北本線の特急であったようです。これは勉強になりました。

 その間に、今度は117系と119系の並び撮影会も開催。こちら大変な盛況でしたが、スタッフの方々の交通整理が的確で、スムーズに撮影することが可能でした。

 で・・・またキハ181形に戻り、今度は特急「しおかぜ」。

 今度は特急「南風」。なんかフォントに違和感があったのですが、でも家に帰って調べてみると、これで合ってるみたいです。

 折角なので駅周辺を少し散策。奥に吊り橋みたいなのがあったので、そこにも行ってみることにしました。

 で、ここで旧町名を書いた看板を発見。ん・・・、中部(なかべ)・・・? そういや、駅名は中部(ちゅうぶ)天竜駅という読み方で、地名と異なっています。駅名について調べてみると、元は中部天竜駅(なかっぺてんりゅうえき)だったのが、国有化されたときに「ちゅうぶてんりゅう」と変更されたようです。

 そして吊り橋へGO!!

 今こそ、我が切り札を出すときでござる!
 ここで定番となりつつある後姿ポーズをとるしかないでしょう。今回はネオン所員にも御協力頂き、グロッグフロッグ所員に撮影していただきました。いいですか?恥を捨てれば、どんなポーズだって出来る! 左の方に身をもって体験していただきました。

 ・・・でも、さすがにこれを、先週にkajibooh さんにしてもらうわけには、いかなかったですなあ。


 駅に戻ると、ちょうど佐久間レールパーク号の折り返しが発車するところだったので、近くで撮影。今度は豊橋方にヘッドマークが無く、まるで117系が定期運用で飯田線を走っているかのような風景。

 キハ181形といえば、「あさしお」、さらに「やくも」にトレインマークを交換。まだ続きますが、さすがに遠慮して私とネオン所員は豊橋へ戻ることにしました。帰りに乗車した313系が快適・・・♪

 さあ、そして到着しました豊橋駅。

 そして西へ歩いて5分程度、「こども未来館」へ。http://www.coconico.jp/

 昭和30年代の食卓が再現されていて、面白い・・・ていうのは、あくまでオマケで。

 ここに保存されている豊橋鉄道の3702号が目当てです。理想的な環境下で保存されてますね・・・と思ったのですが。

 やはり子供たちの遊び場になってしまうので、中には座席の上でジャンプして遊ぶ子も(写真に写っている子は違いますよ)。ちょっと先行きに不安なものも感じます。ちなみに運転台は電車でGO状態になっており、路面電車を運転することが可能です。さすがに子供に混じってやる勇気はありませんでしたけど。

 そして路面電車に乗って終点の赤岩口へ。

 こちらには車庫があり、色々な車両を見ることが出来ます。モ800形は車庫でお休みでした。

 車庫の全景。だんだん分岐器に萌える自分がいる・・・。

 これが本当の終点。赤岩口から僅かに線路は延びており、スイッチバックする形で電車は車庫を入出庫します。なんと・・・車止めがありませぬ・・・。

 そしてモ3203号がスタンバイ。この車両、豊橋鉄道の旧塗装にリバイバルされて間もないですが、ビール電車ラッピングに変更されてしまいました。おそらく夏の間だけでしょうが・・・、残念。

 なんと運のいい所長一行は、豊橋鉄道最新型のT1000形に乗車できることに。

 窓が大きく、車内は広々としており、内装は落ち着いた上品な雰囲気。一発で、その魅力に取り付かれました。

 市役所前で下車し、1931(昭和6)年に豊橋市制25周年を記念して建てられた豊橋市公会堂を見て・・・。

 1912(大正2)年に建てられた豊橋ハリストス正教会を見て・・・。

 さらに吉田城を見学し・・・。

 旧東海道の吉田宿本陣跡(写真左)を撮影。これにて終わり・・・と思いきや、駅前にて某厚生労働大臣による応援演説が盛大に執り行われており、ちょっとだけ見学。「そうでないですか、皆さん!」「そうだ!」と、まあ、演説する人が一番楽しそうな素晴らしい掛け合いが、自作自・・・い、いえ何でもないです。

 というわけで、短い時間でしたがマシンガントーク&奇行を繰り返す所長にお付き合い頂き、ネオンさん、有難うございました。ちなみにグロッグフロッグさんは、別の場所に行かれましたので、彼のブログを見てみてくださいな〜。


○8月25日(火)
 とにかく遊びで目が回るほど忙しい所長です。
 福岡に行っている間に、逆に母親と妹が広島から上京しているため、やむを得ず仕事を休んで接待。伯母も連れて東京都北区の古河庭園へ。ここは戦前、古河財閥の古河家が使用したもので、写真の洋館と洋風庭園は1917(大正6)年の建築。鹿鳴館、ニコライ堂や旧岩崎邸(洋館)などの設計を手がけたイギリス人、ジョサイア・コンドルの晩年の作品。洋館は地上2階、地下1階の建物で、天然ストレートを屋根にひく煉瓦造りの建物で、外観は赤みを帯びた小松石で覆っているのが特徴です。

 さて、内部は事前に申し込むのが原則ではありますが、人数に余裕があるときは当日の受付もOK。さすがに平日でバラのシーズンでもないだけに事前応募した人はいなかったようで、内部をツアー形式で見学させてもらいました(写真撮影は禁止)。・・・建築的に非常に面白い洋館でした。実際に見ていただくのが一番いいと思うのですが、何より2階の多くが和室だったのには驚き。

 ジョサイア・コンドルは長年日本で生活したことにより、日本的な建築様式も完全にマスターしたようで、その知識と技術を遺憾なく発揮していることに驚きました。しかも、ふすま等を閉めると自分が完全に和風住宅にいるような錯覚を覚える構造です。

 続いて地下鉄護国寺駅で降りて、1933(昭和8)年に建てられた講談社旧本館を見つつ・・・。

 1924(大正13)年に建てられた鳩山会館こと旧鳩山邸を見学。

 2回目の見学ですが、この1階から2階への階段にあるステンドグラスは絶品!!

 さらに表参道ヒルズへ。再開発により、いったん取り壊されて復元された同潤会アパートも、少し汚れてきたことにより、あたかも昔のままのような雰囲気に。

 今回初めて表参道ヒルズに入りましたが、ごらんのように通路が坂道になっている不思議な構造。建築的には非常に面白いですが、車椅子の人は大変なのでは・・・。

 さらに妹のために近くにあるスヌーピータウンに行き・・・。

 またさらに「横浜そごう」で開催中の、スヌーピーモノフェスティバル2009へ。

 スヌーピー(ピーナッツ)の連載最終回も展示されており、初めて見ることが出来ました。

 最後のメッセージ。それにしてもスヌーピーは素晴らしい作品でしたね。

 さて・・・疲労はいつになったら取れるのだろう。自業自得なのは重々承知ですが。


○8月23日(日)その2
 熊本駅にやってくる鉄道を心行くまで堪能した所長一行は、引き続き熊本城へ。なんと先週、家族旅行で熊本城を訪問したというkajiboohさんには悪いと思いつつも、復元された本丸御殿は是非見ておきたかったので・・・。というわけで、三の丸側より入城。鉄の鳥さんも、ここから入るのは初めてのこと。

 熊本城は本丸御殿に限らず、近年の徹底した復元により撮影ポイントが飛躍的に増加しております。鉄の鳥さん共々、撮影には気合が入ります。何より、石垣の美しさと、櫓の白と黒のコントラストが素晴らしい。

 城の美しさを引き立てるのは櫓だけではありません。このように塀も城の表情をグッと引き締めてくれます。

 二様の石垣と呼ばれる、加藤清正らの時代と細川家の時代の異なった様式の石垣を堪能できるポイント。本丸御殿の復元により、少し今までと景観が異なっています。

 本丸御殿の見所についてはノーチェックだったため、私の度肝を抜いたのが、こちらの「闇り通路」。なんと熊本城の本丸御殿は、2つの石垣の上に建てられているため、このように地下通路が存在しているわけで、全国的には例が殆どありません。kajiboohさん、イチオシのポイントです。

 本丸御殿最大の見所は、こちらの煌びやかな「若松之間」と続く「昭君之間(しょうくんのま)」。これは凄い!!

 そして定番の天守閣を外観のみ見学し・・・。

 続いて城の北にある、旧熊本地方裁判所本館(明治41年築)の外観を見て・・・。

 熊本市電の電停上屋として移築された、旧JR上熊本駅(大正2年築)を見ます。

 移築による保存は嬉しいですが、内部はこの通り・・・。駅舎だった頃の面影はありません。

 一方で現在のJR上熊本駅はこんな感じ。う〜ん・・・。
 さて、右に見えます熊本電鉄の上熊本駅。以前にkajiboohさんが来られたときは、運良く青ガエルこと、(もと)東急5000系の5101A号に出会えたよと思い出話があり、私も何とか見てみたいなと思ったその瞬間!


 殆ど間髪入れず、本当にやってきました。まずは恐るべき偶然に非常に驚き、続いて「渋谷駅に保存されている車両よりも車体が長いなあ(当たり前ですが)」とか、「乗りたいなあ。でも今回は車で来ているから無理だなあ」と考えているうち
「北熊本駅まで車で迎えに行ってあげるから、所長は青ガエルに乗っていったら?」
 というkajiboohさんの素晴らしい提案が。あまりの喜びに動転し、目が点になりました。・・・と、
「鉄道に乗るのは好きだ」
 と鉄の鳥さんも同調し、2人で乗車して北熊本駅へ向かいます。


 車内の様子。写真で撮影すると非常に綺麗に見えますが、カーテンの色などを見て解るとおり、なんだか博物館の保存車両が動いている感じ。それがまた素晴らしすぎます。

 側面ドアの様子。何とも窓が小さい!!

 10分程度で北熊本駅に到着。残り1両の5000系は車庫にて待機中(予備車のような感じでした)。

 この北熊本駅は熊本電鉄の車庫があるため、車両たちを色々と堪能できるほか、駅自体もレトロな雰囲気(それも別に観光用にリニューアルされたわけでもなく、ただ古いだけ)であり、非常に趣があります。

 ここからは熊本電鉄さんには申し訳ありませんが、車にて終点の御代志(みよし)駅まで行ってみます。基本的には線路に沿って走行するのが最短ルートでした。

 そして終点の御代志駅。終着駅として立派な・・・と思いきや、何と驚きの「元祖・鉄道&バス同一ホーム乗り換え」状態でした。どうやら、元々は1面2線のホームだったようですが・・・。ちなみに、1986(昭和61)年までは、熊本電鉄はまだこの先、菊池駅まで営業していました。残る区間には何とか頑張って欲しいようで、熊本電鉄はLRT化と軌道新設により熊本市電に乗り入れる構想を打ち出していますが、それに対する熊本市による「有識者会議」(都心結節計画検討委員会)の答えはバス転換(しかも線路をバス専用道に転換するとかで、わざわざ莫大な投資が必要になる提案)。

 結局は熊本電鉄はもちろん、市内のバス会社の経営も火の車状態。バス専用道の整備どころではない、ということで計画は凍結。何と言うバカな会議に熊本市は税金を投入したものです。有識者どもに払った謝礼で、多少なりとも駅を綺麗にできたでしょうに。


 そして福岡空港に向けて車は出発。が・・・、行き当たりばったり状態で、目に入ってきた田原坂(たばるざか)の文字に寄り道を決定。こちらの田原坂公園、1877(明治10)年に発生した西郷隆盛VS明治政府軍による西南戦争の激戦地です。

 んで、ここからはJR鹿児島本線が良く見えます。kajiboohさんが以前にここを来たときには、787系特急「リレーつばめ」を撮影したそうで・・・あらら、そしたら同じ列車がやってきました。またまた素敵な偶然です。

 ・・・そして、のん気に撮影していますが、この場所も西南戦争時は多くの兵士たちが死闘を繰り広げていた場所。
 南無阿弥陀仏・・・。


 田原坂の一の坂。今でこそ随所に道が整備されていますが、当時のメインロードはここ。険しい坂ですが、薩軍、官軍共にこの狭い坂を突破できるか否かが勝利の鍵。激しい戦いが展開されたこと、想像に難くありません。

 そして福岡市に戻り、福岡空港近くの板付遺跡へ。縄文時代晩期から弥生時代後期の遺跡で、低台地上の環濠集落と水田跡の発見は考古学にとって重要な遺跡。私もようやく見ることが出来、感慨深いです(ただし、集落の方は既に門が閉まっており見ることが出来ませんでした)。

 最後に福岡空港を見学。と言っても、展望デッキではなく、kajiboohさんの撮影ポイントを空港の敷地外にて教えていただきました。電線が少し邪魔ではありますが、けっこう撮影が容易なポイントで素敵。う〜ん、飛行機も面白いなあ・・・。

 というわけで2日にわたって、弥生時代から現代まで九州北部の歴史をたどりながら、鉄分(笑)を多量に摂取するというマニアックすぎる旅行となり、もう大興奮の連続でした。kajiboohさん、鉄の鳥さん、どうも有り難うございました。次回は10月に岩国のアレでお会いしましょう〜。

 さて、来週の土日は引き続きネオンさん、グロッグフロッグさんと旅行した上で、さらに大学の先輩である千葉人さん、このコーナーでは御馴染みの味野源次さんと遊ぶわけですが・・・・。

 ・・・の前に、実は母親と妹が上京しているので、火曜日と木曜日は都内で色々と接待しないといけません。当然、休みを取った日以外は普通に仕事があるわけで、体力的には・・・もう修行に近い状態です。9月まで倒れないで頑張れるかなあ・・・・。


○8月23日(日)その1
 さて、熊本駅前の東横インに宿泊した所長ご一行。たまたま宿泊した部屋が高層階だった所長の部屋からは、熊本駅に入線する列車たちが良く見えます。で・・・、朝起きてしばらくボーっとしていると、キハ40系観光列車「いさぶろう・しんぺい」が熊本駅にやって来ているではありませんか。肥薩線の人吉駅〜吉松駅を運行する列車ですが、夜間は熊本車両センターで過ごしているため、このように早朝の熊本駅まで回送されるようです。

 そして3人で合流して熊本駅に行こう・・・としますが、素直に入れるはずがありません。熊本市交通局9700形のトップナンバー編成がやってきたので撮影。日本で最初に登場した記念すべきLRV(超低床車両)。他の編成と塗装などが異なっています。

 8800形101号(レトロ調車両)。

 そして熊本駅に入り、早速目に入ってきた鳥栖行きの817系を撮影。

 0B番線という不思議な名前のホームに停車中の豊肥本線のキハ200系。

 そして肥薩線へ向かうキハ185系特急「くまがわ」。先頭のキハ185形は、未だに「YUFU ASO」の旧列車名のロゴを塗りつぶしたままで、別のロゴを入れようとしないのはちょいと勿体無い。

 こちらは同じくキハ185系特急「九州横断特急」。別府駅に向かいます。

 で・・・目当ての列車が485系特急「有明」のリバイバル運転。未だに目の部分(?)が無い中途半端な国鉄色リバイバル編成ではありますが、それでも有明のトレインマークをつけた姿は素晴らしい。小田急3000形様からも投稿を頂いておりますので、後ほど企画特集にて掲載します。

 それからSL人吉号が、DE10形ディーゼル機関車に牽引されて、とりあえず熊本駅に回送。

 殆ど誰にも注目されないまま、写真は撮り放題(笑)。

 こちらは787系特急「有明」。赤い部分に、以前は「ありあけ」と入っていましたが、最近は塗りつぶされています。

 三角線のキハ40形と鹿児島本線の415系揃い踏み。

 そして豊肥本線0A番線に入線してきたSL人吉を撮影。う〜む、50系客車も相当改造されてますね・・・。

 人人人人人人人人人人人人!! 何とまあ!!

 朝の熊本駅は色々やってくるので忙しい。SL人吉が発車する前に、787系特急「リレーつばめ」を撮影したり。

 全く予想していなかった、肥薩おれんじ鉄道を撮影したり(何と驚きのローソン塗装!)

 かと思いきや出発前のSL人吉を撮影してみたり。

 はたまたキハ58系観光列車「あそ1962」の回送列車を撮影したり・・・。

 そして、私には珍しい縦長の写真を撮らせるほど立派な排煙、さらに物凄い大きな音での汽笛に感動を与えてくれ、SL人吉号は出発していきます。やはりSLは走っている姿が素晴らしいですね・・・。

 ・・・と、それで休んでいる間もなく、787系特急「リレーつばめ」と回送されるキハ58系「あそ1962」の並びを撮影。

 そして、やはり0A番線に入線。

 かなり手が込んでいるロゴマーク。

 鉄分を過量とも言えるほど摂取しましたが、駅前に出ると熊本市交通局の最新型、0800形が!! 

 新旧車両の並び。いや〜、もう本日は朝から大収穫ですね。

 こちらは8500形。

 では・・・続いてこちらへ攻め込みます。まだまだ濃い旅行が続きますので、お楽しみに。

○8月22日(土)
 お前はどれだけ旅行に行けば気が済むんだ?と呆れられる方も多いことは重々承知した上で、今日と明日はkajiboohさんと鉄の鳥さんに迎えられて福岡県・熊本県を観光中。超絶に中身の濃い内容ですが、その一部分についてホテルから少し更新させていただきます。

 上写真は旧志免鉱業所竪坑櫓(きゅうしめこうぎょうしょたてこうやぐら)。1943(昭和18)年に建てられたもので、奥深い場所のために石炭を掘る人と産出した石炭を運ぶための、巨大エレベーターのようなもの。高さはなんと47.65mもあります。戦前は海軍の、戦後は国鉄の蒸気機関車のために石炭を産出していた炭鉱でしたが、1964(昭和39)年に閉山となり、これも役目を終えました。

 それから月日が流れ、未だに残っているのは奇跡。現在は国の登録有形文化財に指定され、高台にあるこの高層建築を真新しい住宅街から見る風景というのは不思議な感覚です。


 こちらは筑前町にある焼ノ峠古墳という前方後方墳。全長40mを超え、高台から筑紫平野を一望できます。築造者の意図がよく解る古墳で、周囲の環境もあいまって築造当時の雰囲気を味わうことが出来ます。

 さらに朝倉市秋月の城下町を見学。これについては見るべきものが非常に多かったので、また別に掲載します。

 甘木駅では近くのファミリーレストランで食事をしながら、車庫に停まっている車両を撮影。

 鉄の鳥さんは飛行機のみならず歴史にも超絶に詳しい方で、さらに八女市にある八女古墳群の1つ、岩戸山古墳をご紹介いただきます。これは歴史の教科書にも出てくる、朝鮮半島に出兵しようとする大和朝廷と戦って敗北した、九州北部の大豪族である磐井(いわい)の墓ではないかと有力視されているものです。

 八女市といえば八女福島の古い町並み。こちらもしっかりと堪能させていただきました。

 そして本日は最後に、旧国鉄佐賀線の名残である筑後川昇開橋を見学。ライトアップされた夜の姿が美しい!! 産業遺産の美を感じさせてくれる素晴らしい文化財です。さてさて、明日はどうなることやら・・・。


所長撮影雑記(2009年8月)その1へ
所長撮影雑記(2009年7月)その2へ
所長撮影雑記(2009年7月)その1へ
所長撮影雑記(2009年6月)その2へ
所長撮影雑記(2009年6月)その1へ
所長撮影雑記(2009年5月)へ
所長撮影雑記(2009年4月)へ
所長撮影雑記(2009年3月)へ
所長撮影雑記(2009年2月)へ
所長撮影雑記(2009年1月)へ
所長撮影雑記(2008年12月)へ
所長撮影雑記(2008年11月)へ
所長撮影雑記(2008年10月)へ
所長撮影雑記(2008年9月)へ
所長撮影雑記(2008年8月)へ
所長撮影雑記(2008年7月)へ
所長撮影雑記(2008年6月)へ
所長撮影雑記(2008年5月)へ
所長撮影雑記(2008年4月)へ
所長撮影雑記(2008年3月)へ
所長撮影雑記(2008年2月)へ
所長撮影雑記(2008年1月)へ
所長撮影雑記(2007年12月)へ
所長撮影雑記(2007年11月)へ
所長撮影雑記(2007年10月)へ
所長撮影雑記(2007年9月)へ
所長撮影雑記(2007年8月)へ
所長撮影雑記(2007年7月)へ
所長撮影雑記(2007年6月)へ
所長撮影雑記(2007年5月)へ
所長撮影雑記(2007年4月)へ
所長撮影雑記(2007年3月)へ
所長撮影雑記(2007年2月)へ
所長撮影雑記(2007年1月)へ
棒