8月に登場した富士急行の「富士登山電車」に乗りたい乗りたい、と思ってはいたものの、なかなか旅行が多忙を極め、貴重な休日はホームページの更新に当てざるを得なかった昨今でしたが、ようやく余力が出てきたので、グロッグフロッグ所員を突如呼び出し、出発進行。遠いところへ行くような感じがしますが、休日の住居である東京都日野市から見れば、近所のようなもの。
さて、まずは八王子駅にて少し撮影。まずはDE10形。
そして横浜線から中央本線に乗り入れ、松本に向かう185系特急「はまかいじ」。
さらに引退間近の201系も登場。う〜ん、国鉄型は素敵・・・。
そしてグロッグフロッグ所員と合流し、189系による「ホリデー快速河口湖」で大月へ。このまま河口湖には行かず、一旦下車いたします。
ここで富士急行に乗り換えますが、まずは先日登場した1000形リバイバルカラー(昭和30年代〜)を撮影。
こちらは2000形フジサン特急と、1000形通常カラー。
続いて1000形リバイバルカラー(昭和20年代)+富士登山電車の4両編成を撮影。この折り返しに乗って河口湖へ向かいます。ワクワク・・・。
こちらが富士登山電車。JR九州や岡山電気軌道、和歌山電鐵などの鉄道車両のデザインでおなじみ、水戸岡鋭治さんのデザイン。イメージイラストを見た時は、正直「またこれか・・・」と思いましたけど・・・。
悔しいけど(笑)、いつものパターンだけど(笑)、乗ってみるとやっぱり素敵! 何しろ高級感が出ているのがすごくいい。そして、首都圏の近くでこのデザインを味わえるのも素晴らしい。ちなみに、こちらが1号車の「赤富士」で、着席券が必要です。
こんな飾り棚も設置されていました。
こちらが2号車の「青富士」。多少シンプルなデザインですが、椅子の形が非常に面白いです。落ち着いた雰囲気で、これもこれで素晴らしいデザイン。
下吉田駅では撮影タイムに近いものが設定されていまして、やはり水戸岡鋭治さんのデザインでリニューアルされた駅舎を見ることが出来ます。昭和20年代に建設された当初の面影を復元したものだそうで、見違えるほど立派になりました。
そして終点の河口湖駅でも少し撮影。1000形には、このような大型のヘッドマークがついていますが・・・、これは昨日と今日、富士急ハイランドで開催される、ランティスという音楽メーカー10周年を記念した、アニソン野外コンサートをPRするもの。
JRも団体列車を出していて、183系によるランティスエクスプレスが運転。河口湖駅にまで入線してきます。このランティス祭り、出演者をチェックしてみましたが・・・。http://www.lantis.jp/10th/artists/
う〜ん、私は知らない人が多いなあ・・・。知っていても、声優としては知っているけど、音楽活動は聴いたことのない人も多い・・・。さすがにまだ、私はアニヲタとは程遠いようです。
一時は昼飯消滅の危機もありましたが、さすがに河口湖まで来て、電車の撮影オンリーではマズイだろう・・・と思い、駅で名物の「吉田うどん」を食べます。コシのある麺、醤油と味噌の合わせ味が最高。
グロッグフロッグ所員は、甲州名物の「ほうとう」を食べます。そろそろ、美味しい季節になってきましたね。私も一人さびしく、自宅でこれを作ることになりそうです。味噌とかぼちゃの相性も抜群で、野菜を沢山食べることが出来て、すごく良いんですよコレ。
そして大月に向けて帰還を開始。河口湖駅では5000形トーマスランド号がいたので、コレも撮影。
今度乗るのは、フジサン特急。もちろん展望車の、一番手前を確保。
富士吉田駅では、未だクモハ169形が残存しています。6〜7年ぐらい経つのか・・・? なぜか美麗な状態を保っているのが不思議で、塗装の剥離も殆どありません。
話を戻してフジサン特急は、乗った場所が展望席という特性を生かし、富士急行の全駅を撮影するなど、思いっきり堪能させていただきました。後ほど、その成果はご紹介できるかと思います。
大月駅に到着。う〜ん、この大型マークは目立ちますね・・・。
この大月駅から見えるのが、岩殿城跡。戦国武将、小山田信茂などの居城で、ここに来る度に「登ってみたい」と思うのですが・・・。
駅ホームにある、この紹介図をみると、とても無理だと諦めています・・・。
そして帰るのかと思いきや、所長一行は西へ進み、勝沼ぶどう郷駅で下車。
まずは駅の脇で保存された、EF64 18号機を見学。屋外保存なので、これからの維持は大丈夫でしょうか・・・?
さらに、こちらの大日影トンネル跡を利用した遊歩道へ。このトンネルは明治36年に開通し、平成9年まで使用された中央本線のトンネル。線路もしっかりと残されており、これを歩けるとは不思議な気分です。
明治の貴重な土木遺産で、このように活用されることはうれしいこと。しかし、ここを特急「スーパーあずさ」も通過していたとは・・・ちょっと想像できません(笑)。私もここを電車で通ったことは確実にあるわけで・・・。
終点の先、もちろんトンネルはまだありますが、こちらはワインの貯蔵庫として活用されています。
そして駅に戻り、115系を撮影し・・・。
特急で八王子へ戻り、偶然そこにいた(こっちは現役の)EF64牽引による貨物列車を撮影。てっきり、この辺の運用はEH200形に置き換えられたと思っていたのですが、コンテナ輸送に関しては運用があったんですね。
福井から戻り、珍しく休日に藤沢の自宅にいる所長。自分の鉄道掲示板の投稿写真を見ていたら、急に貨物列車の写真が撮りに行きたくなり、自宅を出発。なんとなく江ノ島電鉄の藤沢駅を撮影してみます。
そして藤沢駅の北口より平塚方に少しだけ歩いた場所に待機。
やって来てくれました、EF66牽引の貨物列車。もっと早くから、この場所で貨物列車の撮影をすれば良かった・・・と少々後悔。う〜ん、迫力がありますね。
211系による快速「アクティー」。
E217系。
そしてEF66 100番台による貨物列車。このタイプの貨車を見かけるのは久しぶり・・・。
う〜ん、今度は武蔵野線でEF65の撮影でもしてみるか・・・。
色々と制約が多かった割には、予想外に収穫の多かった福井探訪。本日は実質的に移動のみとなりますが、早朝に福井鉄道の路面電車を撮影。
さらに福井城も改めて撮影し・・・。
えちぜん鉄道も福井駅にて今一度、撮影させていただきました。今度は三国港か勝山まで、全線乗車したいもの。
そして渋滞が予想される東名を避けるべく、高山、松本経由で藤沢へ帰還を開始。途中からはJR九頭竜線(越美北線)と並行しています。人家もあまりない場所を運行しているのが、よく解りました。
途中、越前大野城とバッタリ遭遇。もちろん車内から撮影させていただきました。
そして車はさらに先へ進み、休憩先として立ち寄った道の駅が、九頭竜線の終点である九頭竜湖駅に併設されていたので、これも思わぬ収穫で撮影。列車だと福井駅より約55km、結構な距離です。
続いて高山に到着。去年、そして2005年にも訪問しているので、写真はこの程度にしましたが、実際には高山ラーメンを食べたり、飛騨牛寿しを食べたりと大満足。とろける様な触感の飛騨牛は最高でした。
安房峠を越えて、とうとう長野県へ。今度は松本電鉄の線路に出会います。こちらは終点の新島々駅。
そして途中で松本電鉄の車両とも遭遇。元は京王電鉄井の頭線の3000系ですが、相変わらず驚きのカラーリング。きちんと塗装されているようで、美しさを保っているのは素晴らしい。
沿線ではまさに収穫の時期ということで、おいしい米が沢山収穫されているようです。
21日も引き続き福井県に滞在中。
午前中は旅行とは別件の用事を済ませ、職場の面々で東尋坊へ。車で行ったのですが、道中にて休憩中に抜け出した所長は、偶然にも目の前にあった「えちぜん鉄道」の終点、三国港駅を撮影。
こういう終着駅の「ひっそり」とした雰囲気、最高ですね。
そしてシルバーウィークで大混雑の東尋坊。福井市の中心部から非常に離れており、行くのも一苦労でしたが、その疲れも吹っ飛んでしまうほど、凄い景色です。
岩と海岸線が織り成す非常に奇妙な光景。
ちなみに、こっちが「大丈夫か?」と思うぐらい、どこにでも人が入っていくことが出来ます。一番危険な先端に立つ人、あり得ない場所を登ろうとする子供など・・・。多くの人たちが命がけの観光をしております。
夜は福井城の御廊下橋を別角度より撮影しました。
所長がシルバーウィークに「じ〜っと」しているわけは無いですね。というわけで、現在は福井県に来ております(ちなみに、19日は信じられないほどの渋滞で、移動だけで精一杯)。職場の部活の関係できているため、自由時間は非常に少ないですが、限りある時間をフル活用。
早起きして、さっそく福井鉄道の路面電車を撮影し・・・。
朝の福井駅へGO! 早速、413系と475系の6両編成がいました。
こちらも福井駅へ入線する413系。
ブレましたが、EF510形による貨物列車。
そして、485系特急「雷鳥」。何度見ても感動しますね〜。
続いて419系も登場。種車の583系の面影を残すクハ419形を先頭にした編成でした。さすがに数を減らしているので、これは撮影できて大満足。
朝の福井駅は次々と色々な列車がやってきます。今度はEF81牽引の貨物列車。
そして福井駅始発の681系特急「はくたか」。北越急行所属車6両+JR西日本所属車3両の編成です。
お次は寝台特急「日本海」。福井駅到着の時点で、午前7時過ぎ。十分に明るい時間なんですね。
ちょっと変わった角度で撮影。青い車体と近代的なホームの組み合わせ。
これで終わるつもりが、さらに475系国鉄色編成まで到着したので、テンションは一気に最高潮へ。いやあ・・・、こういう日もあるんですね。
最後に681系特急「はくたか」を撮影し、福井駅からは撤収します。
午前中は職場の面々と旅行とは関係の無い用事を済ませ、午後に曹洞宗大本山である永平寺を観光。私は2回目の訪問ですが、前回は修復工事中であったため、再訪は結構楽しみでした。うむ、やはり山中の寺院は趣があっていい感じです。
巨大な山門。1749(寛延2)年の建築です。
永平寺の廊下。冬は極寒になることもあり、窓ガラスまではめ込まれた構造。でも、寒いでしょうね・・・。
こちらは京福電鉄永平寺線の永平寺駅跡地。2002年に永平寺線は廃線となり、2005年に施設が撤去され、面影はまったくありません。鉄道がないと、車が無い人間には不便で困るのですが・・・。
そして福井駅へ戻り、先ほどの京福電鉄を引き継いだ第三セクター、えちぜん鉄道を福井駅で撮影。美しいカラーリングです。
福井鉄道の在来車両を撮影できないものかと、福井駅前駅に出てみますと・・・おお!いました、いました!! この路面電車の区間を大型車両が走行する姿ってのが最高ですね。そして、福井鉄道生え抜きの車両というのが、また素晴らしい。
しかし、ホームはこのように低いため・・・乗降は非常に大変そうです。出来るだけ長く、これからも運用されてほしいですが、バリアフリーとは逆行してますね。
で、またまた福井駅。683系特急「しらさぎ」に・・・。
なんと475系国鉄色6両編成と遭遇。す、素晴らしい・・・。
で、485系特急「雷鳥」(非パノラマ編成)。
越美北線のキハ120形。
最後に福井城の御廊下橋を見学。昨年3月29日に復元が終わったもので、私も偶然見つけるまで知りませんでした。
いやはや・・・大満足の1日でした。
午前中に職場の同僚2名が我が家に遊びに来るため、日野から藤沢に向けて移動。多少移動時間に余裕を持たせて、普段は乗っているばかりの小田急を少し撮影。まずは町田駅にて3000形。
それから7000形特急「はこね」。旧塗装が来ないかと思っていましたが、それは無理な話でした。どっちにしろ、そろそろ置き換えの計画が発表されてもおかしくないだけに、今のうちに記録・・・。
続いて相模大野駅で少々。偶然にも1000形と2000形が並んだので撮影してみましたが、前面デザインで違うのは行先表示機(幕かLEDか)、連結器と車両番号の色ぐらい・・・か?
数を減らしながらも第一線で活躍する5000形、しかも快速急行。
それから突如として現れた371系特急「あさぎり」。まったく撮影を予定していなかっただけに、これは嬉しい。今でも格好良いデザインですね〜。
相模大野駅は、乗換えで利用するようになってから5年ぐらいになりますが、未だに改札の外に出たことがなく、今回初めて見ることにしました。いやはや・・・意外にも巨大な駅でビックリです。隣の町田駅も一大ターミナルであるだけに、2つ連続で巨大な駅があるというのは凄いですね。
土日の所長撮影雑記の更新が無い=所長もついに今週は旅行休みか?・・・と思われた読者の皆様、半分正解。さすがに遠出はしませんでしたが、月曜日が仕事休みであったため、馬藤所員に誘われて幕張メッセで開催中の「恐竜2009−砂漠の奇跡」を見物に。まずは東京駅に着いたところ、中央線ホームには201系が! もちろん撮影させていただきました。
一方、中央線にばかり注目していたら京葉線の通勤車両の大半を置き換えるという衝撃的なニュースが飛び込んできたので、海浜幕張駅にて少しだけ撮影。上写真は205系量産先行車。
それから205系京葉線オリジナル車両。掲示板で「京葉線はオンボロばかり」という話も出ましたが、オリジナル車両も存在していますので、くれぐれも間違えなきよう・・・。
さて、「恐竜2009」を見学開始。まず私の目に飛び込んできたのは・・・イグアノドンを1851年にイギリスで復元展示した時の姿(模型)。一般の人々が初めて「恐竜」というものに触れた時、まずはこんな感じだったのです。弊サイトでも、このことを取り扱っていますが、どうしても復元模型を紹介できず、もどかしかったのですが、これで原稿がわかりやすくなります。
ある意味、これが今日一番の収穫でした。
それから、日本初公開のギガントラプトル。オヴィラプトル類では並外れて大きく、こいつの場合は全長8m。オヴィラプトル=小型という従来の考えを根底から覆す発見です。
全長35mのマメンキサウルス。
これも日本初公開、エジプトで発見された全長17mのスピノサウルス。
こちらはティラノサウルスの頭骨を一斉に並べたもの。・・・す、すごい展示方法。
そのうちの1体、こちらはティラノサウルスの「バッキー」というメスの恐竜。愛称は発見者の名前からとったもの。
こちらはティラノサウルスの「ジェーン」。う、う〜ん、人のような愛称を付けられると、なんか調子狂いますね・・・。
そして、この博覧会最大の目玉が恐竜のミイラ化石。ミイラといっても、エジプトのミイラみたいのを思い浮かべると少し調子が狂いますが、ご覧ください、この皮膚の形がくっきりと残っている姿を。ハドロサウルス類の愛称「ダコタ」で、2000年にタイラー・ライソンという当時16歳の青年が発見したものです。
こうやって見ると、ここからでは判別できない色はともかく、皮膚の雰囲気は、我々がワニなどをベースに思い浮かべるのは間違いではなかったようです。
「ダコタ」の生前の雰囲気。今回の「恐竜2009」は展示内容が超盛りだくさん。ここで厳選することすら不可能なぐらいで、過去最大級の面白さでした。会期終了後、動植物研究所にて紹介していきます。
というわけで、「今日は京葉線を撮るぞ!」と意気込んだ所長は、恐竜の見学に4時間近く割いてしまい、もう夕方。疲れ果ててしまい、南船橋駅で少しだけ撮ることにとどめました。蘇我方がカーブしているのですが、これは素敵な雰囲気。
初撮影となった209系500番台京葉線。微妙に撮影に失敗・・・。
205系武蔵野線。
そして201系京葉線。京葉線は武蔵野線の車両を除けば、通勤電車は全て早めに記録しないといけない対象に。また近いうちに、撮影を再挑戦することになろうかと思います。
そして有楽町のビックカメラで、ようやくドラゴンクエスト\を購入。ついでに、駅舎図鑑を本格的に開始することにしたので、付近の風景も撮影しておきます。こう夕暮れの感じって、またいいですよね〜。
最後に藤沢駅にて215系湘南ライナーを撮影。
そういや、ほぼ毎日使用している藤沢駅も、まったく駅舎の写真を撮っていなかったり・・・。